今年もアバクロの海外展開には勢いがあります。海外での売上はアバクロンビー&フィッチ社の総売上高約20%(※)を占めるそうですから、絶好調と言えましょう。
本日(2010年11月11日木曜日)、福岡の天神にアバクロ旗艦店がオープンしました。日本では銀座に次ぐ2店舗目。マーケティング的には東・名・阪が優先されがちですが、今回は名古屋、大阪をすっ飛ばして福岡に。
というわけで2009年12月15日、東京銀座にアバクロ直営店がオープンしました(写真:Fashionsnap.com)。が、不思議と行く気になりません。知人曰く、「店内が暗い! 臭い! 外国人の店員が踊ってる!」。……え。
2007年3月、海外初の旗艦店としてオープンしたロンドンのアバクロンビー&フィッチ。そこで販売されている同ブランドの洋服ですが、どうやら本国アメリカに比べると、倍の値段が付いているよう。
今週火曜日(07年8月7日)、A&F社はアジア初進出となる旗艦店を、2009年暮れ、東京
銀座にオープンすることを発表しました。建物はNYの建築デザイン事務所、Annabelle
Selldorfが手掛ける予定。同社は既に、A&FのNY、LA、ロンドンの旗艦店デザイン、内装を手掛けています(写真右-Annabelle
Selldorfサイトより)。
2007年1月9日から10日にかけて、ニューヨーク州のウェスティンニューヨーク(タイムズスクエア)で、投資家向けの消費者会議『第5回コーエン&カンパニー年次消費者会議』が開催されました。アバクロンビーは、副社長兼最高財務責任者のマイク・クレイマーが、10日午後に同社をプレゼン。当日の模様やプレゼン資料はwww.cowen.comにあります(ウェブキャストを見るには要登録)。
左の写真は、英国ロンドン。元ジル・サンダーがあった場所で、現在アバクロの旗艦店へとリモデルされています(2007年3月22日オープン)。その場所、Savile
Row(サビル通り)はロンドン中心部、ウェストミンスターにある高級紳士服の仕立屋が多い街路。北米以外に旗艦店ができるのは今回が初めてで、次は、ヨーロッパかアジアに進出予定とか。ちなみに一説によると、『背広』という言葉は、このSavile
Row(サヴィル・ロウ)の音がくずれたものだそうです。アバクロンビー&フィッチ ナビ ― 知る人ぞ知るアバクロの実態とは ―
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